パニック障害と診断されるまで
パニック障害になったのは、高校2年の終わりのときでした。
私立中高一貫自称進学校に通っていた私は、受験ムードに包まれた学校にいて切羽詰まっていました。
冬期講習の期間だけ、大手予備校の冬期講習を受けに行きました。大手予備校の冬期講習は、いろんな学校の生徒が来ます。当然男子もいます。女子校にいた私には席に座るだけで緊張しました。
普段は個別指導塾に通っていたのでトイレなども行きやすく、融通の利く感じでしたが
集団かつ2時間もトイレ休憩なし、5日間連続の冬期講習となると、すごくしんどかったです。
やっぱり不安感と緊張感が強すぎたのか、2日目くらいの授業の途中で動悸が起こり、息苦しくなり、冷や汗が止まらなくなり、過呼吸になってしまいました。
恥ずかしい思いをするのがすごくストレスになるので周囲にバレないように必死に耐えました。
なんとか乗り越えましたが、死ぬんじゃないかな、と思いました。
その後も、高校の授業でもパニック発作のような症状が起こるようになり、内科を受診するしました。
きっと何か体に不具合が起きているのだろうと。
いろんな検査をしました。大きい病院に行ってたくさんの検査をしました。
貧血は小、中学生の頃から持っていました。
低血圧であることを知ったくらいです。
(今でも血圧を薬局に行くたびに測りますが、
コンサータを飲む前は最高80mmHg位を叩き出す低血圧でしたが、飲み始めてから最高100mmHg位になりました。)
そこで中、高と朝起きられないと悩まされていたのは低血圧であったせいでもあったのかな、と思います。
お医者さんにも問題はない、ストレスが原因かも?
と言われたので、動悸が起きるときに飲むようにリーゼを処方されました。
そのときに内科医に心療内科に行くことを勧められたので、心療内科を受診することにしました。
最初にかかった心療内科では、リーゼと漢方を暫く処方されていました。
漢方の名前は忘れてしまいましたが、不安感をすこし取り除いてくれました。
しかし全身にくるだるさや動悸が治まることはなかなかありませんでした。
今思うと、パニック障害のはじまりにいきなりSSRIを出さないで、漢方というやわらかな治療法を選んでくれた医師は素晴らしいなと思います。
でもなかなか、ストレスが減らない状態が続き
・リーゼを飲んでも過呼吸になってしまう
・自分の容姿が気になってしまう
・食べたいものだけを食べる食生活の乱れ
・机に向かうことによる?首から背中にかけたコリによる激痛
・深夜までなにかやり残した感があって寝ることが出来ない
など様々な要因でストレスがどんどん溜まっていきました。
当時通っていた心療内科はかなり予約がとりづらく、未成年は保護者同伴でしか行けないところだったので、転院をしました。
転院先の病院でやはりパニック障害と診断されました。
聞いたときはすごくショックでした。
暫く抗不安薬のみの生活を送っていましたが
ストレスが酷すぎるのでジェイゾロフトを処方してもらうことになりました。
抗うつ剤を飲むにあたり副作用がとても怖かったので苦渋の決断でした。
抗不安薬のみの使用だとその場しのぎになってしまう、根本的な治療にならない。と判断しました。
根本から治すにはいろんな療法がありますが、疲れやすい体質と時間に余裕をつくれないことから、医師の指定したジェイゾロフトというお薬に頼ってみることにしました。
ジェイゾロフトや抗不安薬の効能などの記事も改めて更新したいと思います。